藍染体験会を開催しました

畑プロジェクト

8月に藍染体験会を開催しました。
1回目は暑いくらいの快晴!
2回目は雨で順延し、また雨で。3度目の正直でやっとの穏やかな晴れの中、開催することができました。

藍染は、藍の葉を使って布を染めます。
今回は橋本陽子先生にご用意いただいたシルクのスカーフを染めます。
生地の薄さや、織柄、光沢感の異なるシルクから好みのものを選びます。

染めの工程はシンプルです。
1,畑から藍の葉を摘む
2,水と合わせて細かく刻く
3,液だけを濾す
4,布を染める。

液は作ってから時間が経つと藍色に染まらなくなるとのこと。

葉を摘み取ったらささっとスタート!
藍色の成分の多い葉だけを取り分けます。

1回目を見学していた私は、素敵なグラデーションを作られていたのを見て、あのグラデーションを斜めに入れたいと企んでいました。
布全体に満遍なく液が接するようにと仰る先生に隠れて布を折り折り…
しっかり濃淡がつくように染め液に浸けて

どう見ても緑の液。手袋をしなかったので手も染まっています。


水が綺麗になるまで洗って、広げると、藍色!

偶然の波紋の柄がいい味を出しています!

藍染めを何度かされている参加者の方から「晴れていないとこんなに綺麗な色が出ないんです」と教えていただきました。
とてもとても暑い中でしたが、暑さを忘れるくらい集中して、染め上げた後は達成感で皆様とっても涼しげなお顔でした。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。

藍染め体験は人気で、あっという間に定員に達してしまい、後からも「参加したかった!」とお声をたくさんいただきました。今年栽培した藍から種をとり、来年はその種から栽培してまた藍染め体験会を開催できたらいいなと思っています♪


余談です🌱
ひまわり迷路にお越しくださった皆様も「大河ドラマで・・・」と口々に仰ってましたが、渋沢栄一氏の生家が藍染め屋さんなのですね。藍は種を直まきして、その後の成長が乏しく、どうしたものかと憂いていました。その時に理事長が「埼玉からもらってくるか」と。やっと答え合わせができました。(笑)

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