5月30日に苗を植えてから133日。10月10日にさつまいも掘りを行いました。
133日間の日々の平均温度を足した積算温度では、3000度ぐらいです。紅はるかはこれくらいの積算温度で収穫するそうです。
昼前に小雨がちらつき心配していましたが、さすが元体育の日、きっちり晴れてくれました!10月10日は前後の日と比べて、偶然とは思えないほどの確率で特定の天気が現れる「晴れの特異日」なのです。
5月のさつまいもの苗植えに来てくださった皆さんや、ひまわり迷路で上川町を知ってくださった皆さんが訪れてくれました。植えてある株の中からそれぞれ選んでもらい掘っていただきました。
同じ場所で同じように育てたのですが、顔ほど大きなお芋が掘れるところもあれば、ちょっと太い根っこしかないところなどまちまち。まるでくじ引きのようで、見守るこちらもドキドキでした。
このくじ引きですが、細い根っこばかりでひとつもお芋がついていない株もあれば、こんなに大きなさつまいもが収穫できた株もありました。3kgは超えていそうです。
さつまいもは収穫後はすぐに食べず、10℃以上の場所で2週間以上寝かせます。冷蔵庫は冷え過ぎて変色や腐りやすくなるため避けましょう。
寝かせる事で、でんぷん質が糖化して甘みが強く、コクが生まれます。甘さのピークは1年後とも言われていますが…おいしそうなお芋を前にそんなに待てる自信はありません…。
さつまいも掘りの後は種まきを少し。菜の花とのらぼう菜です。
のらぼう菜は江戸東京野菜の一つで、内藤とうがらしや川口えんどうと同じく、東京近郊で古くから庶民に親しまれてきた野菜です。
こちらの収穫は来年2月〜3月頃。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
さて、今回大量に出たさつまいもの蔓ですが、食べられます。
薄皮を剥いて、水にさらし、ゆでこぼして、きんぴらや炒め煮にします。
我が家では油揚げとこんにゃくと合わせて炒め煮にしました。
ボコボコと茹でてもシャキッとした食感は残り、ふきのようでもあり、美味しくいただきました。
えぐみが苦手でなければを剥かなくても大丈夫です。数回茹でこぼすことで、インゲン豆ぐらいのえぐみになります。また筋もほとんど気になりません。