3月20日、菜の花の収穫とコーヒー焙煎体験とじゃがいも植えをしました。
コーヒー焙煎体験
コーヒーの味を決める要素の1つに焙煎があります。焙煎とは生豆を炒ることです。
生豆ですと青臭いですが、焙煎することで香ばしさや酸味が生まれます。焙煎していくと、豆からパチパチと音がしてきます。これは豆に熱が加わり化学変化が起こります。この時に豆の中で発生する二酸化炭素などのガスが、豆の外に出る音です。そして、チリチリへと変化します。このころから、コーヒーらしい香ばしい香りがしてきます。好みの加減で火からおろし、余熱で更に火が入らないように、うちわなどで扇いで粗熱をとります。
尚、生豆は八王子市内でも購入できます。「八王子 コーヒー 生豆 販売」などで検索してみてください。コーヒーミルとドリップポットを貸してもらえるお店もあります。
じゃがいも植え
昨年に引き続き、今年もじゃがいもを栽培します。
今年は、主にキタアカリと男爵を植えることにしました。
じゃがいもには様々な品種があります。ご家庭向けですと料理やお好みによって使い分けたりします。業務向けですと、芽が浅くて加工がしやすい品種や、品薄で話題になりましたフライドポテト向けの大きなものもあります。また、生産者向けでは、病気に強く、大きく、収穫性に優れた品種もあります。
種いもは生産地の天候不順などで流通量が減っているようです。今年は、まだ寒い3月上旬ぐらいまで購入できました。そして、暖かくなった3月中旬に一気に売れてお店から種いもは姿を消しました。
種いもは、大きなものは1つ50g程度にし、芽の数が同じようになるように切ります。これは、100gの種いも1つからの収量よりも、50gの種いも2つの収量の方が多いからです。
切った後は、1週間ぐらい風通しの良い所で断面を乾かせば植え付けができます。
灰やシリカを付ける方法もあるようですが、今回は何も用意ししなくても良い方法にしました。
また、購入の際に小さい芋が選べれば、小さい芋を選んだ方がカットの手間が省けます。
耕運機で、畑に溝を掘り、そこに種いもを30cm間隔で置きます。
種いもと種いもの間に、肥料を置きます。肥料は、種いもに当たると、種いもが腐ってしまうことがあり、当たらないように気を付けます。通常は、一か月ほど前に肥料を混ぜ込み元肥としますが、時間が無い場合は、作物の間に肥料を置く置肥をします。
今回は、ペレット堆肥と発酵鶏糞を使用しました。